8.Perl の基礎8-3.変数、配列、繰り返し■ 変数を使ってみる
Perl の変数は、アルファベットの変数名の先頭に $ マークをつけます。
※ Perl では、変数の宣言は必ずしも必要ではありません。 ※ 整数型、実数型、文字型といったデータの種類は Perl が判断してくれます。
#! /usr/bin/perl
※ Perl では、書式指定できるC言語と同様の printf 関数も使用できます。$a = 10; # 変数 $a に整数 10 を代入する $b = "整数"; # 変数 $b に文字列 "整数" を代入する print "$a は、$b です。\n"; exit;
$ ./hello.pl
10 は、整数 です。 $ ■ 配列を使ってみる
多くのデータを扱う場合、配列型の変数を使用すると便利です。
配列は、複数の変数をまとめてリストとして扱えるようにしたもので、 次のように値を代入し、表示することができます。上で作成した "hello.pl" に追加しましょう。
@list = ("dog", "cat", "pig");
print "要素 0 に入っているのは、$list[0] です。\n"; print "要素 1 に入っているのは、$list[1] です。\n"; print "要素 2 に入っているのは、$list[2] です。\n";
要素 0 に入っているのは、dog です。
配列で作成される箱には、0 から始まる番号がつけられていて、各要素へは番号を指定することで
アクセスします。
要素 1 に入っているのは、cat です。 要素 2 に入っているのは、pig です。 ■ 繰り返してみる
C言語と同様に for 文、while 文を使用することができます。
for ($i=0; $i<10; $i++) # $i の値が 0 から 9 まで繰り返す。
配列では、foreach 文を使うことによって要素を順に抜き出すことができます。{ print "$i $list[$i]\n"; }
foreach $a (@list)
{ print "$a\n"; } |