戻る

10.配列解析プロジェクト

10-1.制限酵素のいろいろ

■ DNA制限酵素のいろいろ

REBASEという制限酵素のデータベースがあり、 酵素名や切断部位がまとめられたファイルをダウンロードすることができます。

http://rebase.neb.com/rebase/rebase.html

REBASE file → Download REBASE Data → Download REBASE Data → allenz

■ REBASEファイルの形式

<1> 制限酵素名
<2> この特異性を持った始めて発見された酵素名
<3> 生物種
<4> この情報を提供した研究者又は団体
<5> 認識する配列
<6> メチル化部位
<7> 業者
<8> 参考文献

■ 「認識する配列」の表現形式について

  1. 5 ’から3’へと書かれている。
  2. 切断部位が知られている場合は、^で示されている。
  3. 認識部位から離れた位置で切断する酵素は、 カッコの中に認識部位から切断部位までの塩基数を表す。
    例えば、
    HgaI GACGC (5/10) は:
     5’ GACGCNNNNN^       3’
     3’ CTGCGNNNNNNNNNN^  5’
    を意味している。
  4. 塩基が曖昧な場合、以下のコードを使う。
    - R = G 又は A
    - Y = C 又は T  - B = A以外
    - M = C 又は A  - D = C以外
    - K = G 又は T  - H = G以外
    - S = G 又は C  - V = T以外
    - W = T 又は A  - N = G 又は C 又は T 又は A

戻る
©kazuo